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素敵なおひげですね

PowerShellを中心に気分で書いているブログです。

LinuxへのPowerShellのインストールが簡単になりました

先日PowerShell Blogで発表された内容について実際に試してみました。

blogs.msdn.microsoft.com

packages.microsoft.comリポジトリ

Ubuntu(apt)およびCentOS(yum)向けにMicrosoft独自のリポジトリhttps://packages.microsoft.comが提供され、このリポジトリからPowerShellをインストールおよびアップデートできる様になりました。

独自リポジトリなので最初はリポジトリの登録が必要になります。

1. Ubuntu 14.04でのインストール手順

はじめにapt-key addコマンドでリポジトリの公開鍵を追加し、/etc/apt/sources.list.d/ディレクトリに独自リポジトリの設定を追加します。
PowerShell Blogではその後apt-get updateしてたので本エントリでも記載しておきます。*1

# Bash
# リポジトリの公開鍵(GPGキー)の追加
curl https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc | sudo apt-key add -
# Microsoft Ubuntu repositoryの登録
curl https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/14.04/prod.list | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/microsoft.list
# Update apt-get
sudo apt-get update

リポジトリを追加したらapt-get installでPowerShellをインストールできます。

# Bash
sudo apt-get install -y powershell

ちなみにBash on Ubuntu on Windowsでもこの手順でインストール可能です。

2. Ubuntu 16.04でのインストール手順

リポジトリのURLが14.04と異なるだけで、ほかの手順は同一です。

# Bash
# リポジトリの公開鍵(GPGキー)の追加
curl https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc | sudo apt-key add -
# Microsoft Ubuntu repositoryの登録
curl https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/16.04/prod.list | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/microsoft.list
# Update apt-get
sudo apt-get update

リポジトリを追加したらapt-get installでPowerShellをインストールできます。

# Bash
sudo apt-get install -y powershell

3. CentOS 7でのインストール手順

CentOSの場合は/etc/yum.repos.d/ディレクトリに独自リポジトリの情報を追加するだけでOKです。*2

# Microsoft RedHat repositoryの登録
curl https://packages.microsoft.com/config/rhel/7/prod.repo | sudo tee /etc/yum.repos.d/microsoft.repo

あとはyum installでPowerShellをインストールできます。

# Bash
sudo yum install -y powershell

リポジトリ情報

https://packages.microsoft.comの情報をざっと確認してみると以下の通りでした。
特別な設定はない普通のリポジトリの様です。

Ubuntu 14.04

$ cat /etc/apt/sources.list.d/microsoft.list

deb [arch=amd64] https://packages.microsoft.com/ubuntu/14.04/prod trusty main

Ubuntu 16.04

$ cat /etc/apt/sources.list.d/microsoft.list

deb [arch=amd64] https://packages.microsoft.com/ubuntu/16.04/prod xenial main

CentOS7

$ cat /etc/yum.repos.d/microsoft.repo

[packages-microsoft-com-prod]
name=packages-microsoft-com-prod
baseurl=https://packages.microsoft.com/rhel/7/prod/
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc

【2017/02/08】ちょっと追記

https://packages.microsoft.comについて、自分の環境のChromeだとエラーが出てアクセスできなかったのですが、他のブラウザからだと普通にアクセスできますね…

リポジトリの中を見てみると、現時点で既にPowerShell以外にMicrosoft ODBC Driver for SQL Server on LinuxSQL Server tools on Linuxなどが登録されています。
また、UbuntuやCentOS(RHEL)の他にSUSEのリポジトリがあることも確認できます。

ちなみにCentOS上で取得可能なパッケージの一覧を抽出してみると以下の様になりました。

$ yum list | grep packages-microsoft-com-prod

msodbcsql.x86_64                           13.1.4.0-1                  packages-microsoft-com-prod
mssql-tools.x86_64                         14.0.3.0-1                  packages-microsoft-com-prod
powershell.x86_64                          6.0.0_alpha.15-1.el7.centos packages-microsoft-com-prod
unixODBC-utf16.x86_64                      2.3.1-1                     packages-microsoft-com-prod
unixODBC-utf16-devel.x86_64                2.3.1-1                     packages-microsoft-com-prod

PowerShell以外のソフトウェアについて

PowerShell Blogのコメント欄でも少し触れられていますが、このリポジトリでPowerShell本体以外にOMIPowerShell OMI Provider のインストールも可能にしていく様です。

現時点ではPowerShell OMI Providerに以下のIssueが挙げられています。

github.com

今後他のソフトウェアでもIssueが追加され、リポジトリに随時登録されていくと思われます。

【おまけ】MacOSの場合

Macの場合、公式なリポジトリはありませんが、有志がHomebrew CaskにPowerShellを登録してくれています。

github.com

Homebrewがインストールされていれば以下のコマンドでPowerShellをインストールすることができます。

# Bash
# Homebrew Caskからインストール
brew tap caskroom/cask
brew cask install powershell

*1:多分しなくても大丈夫なはず…

*2:PowerShell Blogの手順では一旦suしていましたがsudoで一気にやっても大丈夫です。