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素敵なおひげですね

PowerShellを中心に気分で書いているブログです。

All Windows Serverな環境でOracle Real Application Clusters(RAC)を構築してみる - 6.DBインストール編


本シリーズの概要と一覧はこちらからどうぞ。


ASMの設定が完了したらOracle Databaseのソフトウェアをインストールします。

前準備の確認

Oracle DatabaseのインストールはGrid Infrastructureのインストールができた時点で必要な準備がほとんど完了しているため割と簡単に行えます。
このためインストール前に確認するポイントは少なく、

  • Windows Firewallの設定
  • 各ノードでNET USEコマンドが通るか

くらいを見ておけば良いかと思います。

Oracle Databaseのインストール

ここからインストール開始します。
レスポンスファイルを使ってサイレントインストールすることも可能なのですが、Grid Infrastructure同様まだ未検証なため、OUIからのインストールを行います。

Oracle Database Software Downloads | Oracle Technology Network | Oracle

からWindows版のOracle Database (12.1.0.2.0) - Standard Edition (SE2)(File 1, File 2)をダウンロードし、RAC Node #1の適当な場所に解凍し、2つのdatabaseフォルダをマージしてください。
今回はD:\Temp\databaseSE2フォルダに解凍+マージしています。


RAC Node #1にoracle@contoso.localユーザーでログインします。

先ほど解凍したsetup.exeを実行しOUIを起動します。

f:id:stknohg:20150917182735p:plain

以降インストールウィザードのスクリーンショットを張っていきます。


f:id:stknohg:20150917182743p:plain

  • セキュリティ・アップデートをMy Oracle Support経由で受け取ります。のチェックを外して次へ進んでください。

f:id:stknohg:20150917182756p:plain

  • 警告がでますが、今回は構わず進みます。

f:id:stknohg:20150917182804p:plain

  • データベース・ソフトウェアのみインストールを選びます。

f:id:stknohg:20150917182816p:plain

  • Oracle Real Application Clustersデータベースのインストールを選びます。

f:id:stknohg:20150917182825p:plain

  • 全てのノードoraserver01, oraserver02を選択します。

f:id:stknohg:20150917182835p:plain

  • インストール言語はデフォルトのままとします。

f:id:stknohg:20150917182844p:plain

  • エディションはStandard Edition Two固定なのでそのまま進みます。

f:id:stknohg:20150917182855p:plain

  • Oracleホーム・ユーザーはorahome@contoso.localにするのでcontoso¥orahomeと指定します。

  • ちなみに、Windows組込みアカウントの使用を選んだ場合はOracleホームユーザーがローカルシステムアカウントになります。(過去バージョンのOracleと同じになります)


f:id:stknohg:20150917182906p:plain

  • インストール先はデフォルトのままとします。必要に応じて変更してください。

f:id:stknohg:20150917182916p:plain

  • ここでインストール要件のチェックが行われます。

大抵の場合は問題なく終わるはずです。


f:id:stknohg:20150917182927p:plain

  • 最後にインストール内容の確認が出ます。
    インストールボタンを押すとインストールが開始されます。

  • レスポンス・ファイルの保存ボタンを押してこの構成をレスポンスファイルに保存する事もできます。


f:id:stknohg:20150917182939p:plain

  • インストールが開始されますので完了を待ちます。

Grid Infrastructureの場合と同様にRAC Node #2の設定はこのインストールプロセスの途中で行われます。 インストールプログラムのコピーおよびソフトウェアのインストールが行われます。


f:id:stknohg:20150917182952p:plain

  • インストールが成功するとこの様な画面になるので閉じるボタンをクリックしてインストール完了です。

画面に表示されている注意事項については次に行います。

インストール後作業

Oracle Databaseのインストール完了時点に表示された、

インストール後 次の製品をアクティブにするには、<Oracle Home>\bin\selecthome.batをリモート・ノードで管理者として実行する必要があります。
Oracle Data Provider for .NET
Oracle Provider for OLE DB
Oracle Objects for OLE
Oracle Counters for Windows Performance Monitor
Oracle Administration Assistant

のメッセージに従いRAC Node #2でselecthome.batを実行します。

Node #2にoracle@contoso.localユーザーでログインして以下の様にコマンドを実行します。

# [要管理者権限]
[Node #2]> cd D:\app\oracle\product\12.1.0\dbhome_1\BIN
[Node #2]> selecthome.bat

通常であればエラーが出る事なくそのまま終了するはずです。

ただし、Oracle Databaseのインストール前からログインした状態のままでselecthome.batを実行するとPATH環境変数が更新されず以下の様なエラーメッセージが出る事があります。*1

f:id:stknohg:20150917183140p:plain

Oracle Database後に一度ログインしなおしてからselecthome.batを実行する様にしてください。

次はデータベースの構築を行います。

補足 レスポンスファイルを使用したOracle Databaseのインストール

補足としてレスポンスファイルを使用したインストール手順についてもまとめましたのでこちらも併せてご覧ください。

stknohg.hatenablog.jp

*1:このエラーはPATH環境変数に D:\app\12.1.0\grid\bin が入っていなかったのが悪かった様です...